釣行日:平成30年3月10日 土曜日
釣り場所:五島方面
ターゲット:イカの泳がせで何でも来い
ご無沙汰しております。
2月の寒波は外出も億劫でした、コタツムリですね。(笑)
例年なら、根魚だ!大マサだ!と活動も、ここ数年は宮崎遠征を秘かに楽しんでいました。魚は幻の存在“イシナギ”です、100kg級です。詳細は釣果やレポートでお披露目をと画策するも、未だに結果無しです。
平戸・玄海灘の船アラ竿に電動リールにPE12号600M巻ければ挑戦できますので。ご興味のある方は、店頭にてお尋ね下さい。
そんな宮崎遠征、今年こそは!?の計画も、釣友とすら外れ、絶好予定の2月24日を逃がしました。外した穴埋めを画策中、久郷さん来店!話し合いの結果、「イカの泳がせで何でも来い!」に参加。「渡りに船」とはこの事で、乗っかるしかありません。
話は変り、電動リールを新調しました。「ダイワ:シーボーグ800MJ」です。
詳細はコチラ↓
http://www.daiwa.com/jp/fishing/item/reel/ele_rl/sb_800mj/index.html
手持ち前提で狙たいので重量を懸念し、買い控えするも、宮崎ならPE10号を500mで行ける目論見もあり、冬のボナスで購入決定。「早く使いたい」その気持ちが後押しをしています(笑い)。
今回はPE10号を550m(指定は500m)無理矢理に巻いています。夏はPE12か15号に変更します。
「何だ!また船アラ狙いか!?」と言われそうですが、
“旬”で言えばアラ(モロコ・クエ)は“冬”なのです。
その証拠に長崎魚市場の価格を調べると、活魚の場合、kg当り2万円にまで上がります。
末端価格はいくら??なんでしょうかね??
贅沢な魚を狙っています、幻!! 夢!! ロマン!! です。
今回、お世話になったのは、佐世保・相浦から出港する功照丸(西川船長)。
エサの確保や条件によりますが、通年アラ狙いする稀少な船です。
船長のこだわりはとても参考になり、毎回楽しみにしております。
集合したのは、他に藤田氏・荒井氏、いずれも全国を又にかける強者です。
負けず劣らず自分もガンバリマス。
乗船し30分、前日の時化を考慮し行き先を話し合い~結果。何が出るかな?的なチャレンジ精神で、深場で150~200Mぐらいの秘密の場所に決定。片道3時間弱、これ以上、場所は公表できないので悪しからずご了承ください。
当初の宮崎遠征に近づく計画に、自分は納得の予定。
車の移動時間が1/10(30kmと300km)になったのは秘かな笑いでした
道中はしっかり仮眠を取らせてもらい、秘密の場所に到着。
確認していなかったのですが、本日のエサ(スルメイカ)が小さい、対する仕掛けは針25号にハリス80号とアンバランス。
どうなる事やら???
釣り開始
何が出るかな?のスタートも、荒井氏にマダイにヒラメと連発。
皆さん触発されてイキナリ臨戦態勢で緊張気味、そこに反応するのはモゾモゾとした明らかな魚違い、正体を知りたく合わせを入れて上がって来たのは “クロムツ!!” しかも3kgほどの良型!!
3連続ヒットの荒井さんに遠征の女神が微笑んだみたいでした。
その後、沖アラカブも混じりクロムツが単発でヒットする中、自分だけ不発??どうしたものか思案の中更に深い200M級に移動。
やっと自分にモゾモゾ反応、合わせを入れても引かない?巻き上げると釣れていた。
何だ!!聞き合わせ(仕掛け巻きながら合わせを入れる)が正解か!!を発見し、怒涛の4連発で、お土産確保。
メンバー全員がお土産を確保したところで、浅場に戻り、アラ(モロコ・クエ)に絞るも無反応で終了。
九州北部では非常に珍しい“クロムツ”、此れまで宮崎遠征のお土産で頂くも、知り合いに渡り歩く始末の悪さも、行き先からは「又頂戴ね」の高評価??
という事で、自分も今回は食べてみる事にしました。
深海系は高ビタミンによる食アタリがあり、これを避けて少量(10切れ程)をお刺身で、残りは鍋物か煮付けの予定です。※大丈夫と言われても内臓は避けました。
捌いている途中から、モチモチの触感に期待が膨らむ、自分のナイフでは良く切れてここまで、イビツですがご勘弁ください。
気になるお味は、癖の無い甘さで、ネットリした舌触り(これは当日と翌日に違いがあるみたいで当日はゴリゴリだったそうです。)に、ヤバ旨い!!
同船の方々から、アカムツはもっと旨い、日本海産は特に旨い!!そうです。
アカムツを釣って食べてみたいものですが、クロムツがグロテスクな顔付きと対象的に、繊細で上品な、この味なら釣りのターゲットとしては、充分すぎる魚でした。
夕食では塩焼きも挑戦、食べた事のあるこの味、西京漬けの焼き物(冷凍品)に似ている。
ホロホロと崩れる身は淡白で、調味料次第で変化を楽しめそうです。鍋よりも煮付けがいけそうで、先が楽しみです。
梅雨~初夏にはクロムツ以外の大きな魚にも期待がありそうです、まだ温存させて下さいませ、ん~~~これ以上は書きたいけど書けない、公表できないので、申し訳有りません。
どうしても知りたい方は店頭にてお尋ねください。
忘れちゃいけない道具レポート
此れまでのシーボーグ750MTから800MJに変更です。
マリンパワーのモーターをサイズダウンし採用したのが一番の売りですが、重たい事を理由に敬遠していたのが本音
実際にロッドに組んで脇に挟むと違和感無く、少し重いくらいで、全然!!手持ちが出来る!!
何より驚いたのはその静けさ!!D社はウルサイ(メーカーさんゴメン)と思われますが、そのイメージを払拭する、心地よい巻き音です。
面白いのはカウンターで、アナログのカウンターみたいに糸出し(巻き)を表示します。見ていて楽しいです。
念願のビッグパワーは未経験ですが、ラストの根掛りに80号ハリスを電動で切るイキオイを感じました。
さてさて、そんなんで、2018年もスタートしました。頼もしい助っ人も入手し、周辺小物を整理・カスタムを楽しむ休日。
後はシーズンを待つばかりです。船アラ狙いに関しては予約だけは先行しています。気分は高まるばかりです。
次回の報告をお楽しみに!!
使用タックル
竿:セリオラⅡ62 プロトモデル(指定のサイズ不明になりました。)
リール:シーボーグ800MJ
道糸:メガセンサー12ブレイド 10号 550M(他ブランドなら12号の強さ)
仕掛け:ナイロン80号・針25号 オリジナルの2段仕掛け
ナマリ:100~150号(水深にあわせて使用)
使用遊漁船
功照丸:西川船長(090-3661-3587)
佐世保・相浦港(三平丸さんの少し奥)