前回に続け!気分アゲアゲでしたが、台風が意地悪しに来ました。関東方面の方、お見舞い申し上げます。
一転「やきもき」しています、スタッフ山口(義)です。
今回から私も挑戦します。
6月4日(日曜日)
平戸、早福港、博栄丸
にお世話になりました。
と言っても、強行的な計画?その理由は?
そもそも、3日、土曜日に毎年恒例、広島組との約束が、水曜日には中止、金曜日に「行けたみたい?」な回復。
ん~もうどうしましょう?
「やきもき」します
仕方無く?ですよ、もう一人のお客様(梶川さん)に相談すると、行きたい!
当然、私も行きたい(笑)。
急遽、船を探せれましたが、メンバーは2人だけ。強行と言える釣行ですね。
「台風一過」その言葉通りの凪に見舞われた6月4日、日曜日、出発地点(氷購入)の鍋串港では、空と海面に煌めく月光、心引かれてパシャリ。
道中も、その月を追いかけているのか?誘われているのか?、ずっと進行の先に煌めき続けていました。何とも幻想的な夜明けです。
少し早目の5時、港は静かなもので、他の釣人も少なめ?、皆さん大潮を避けていると解釈できます。
船長合流と同時に乗船、釣り座は、自由に選べるので、中央の左右、背中合わせだが、集中&没頭できるし声掛けや助け合いもできます。
ポイントはどこに行きますか?の質問だったが、
「昨日は○✕△~だから~~○✕△~」??曖昧な返事?
道具、仕掛けの準備を済ませ、お酒(お神酒)を撒き、ご祈祷します。
本来、日頃の感謝を報告するらしいが、「釣れてくださいお願いいたします。」などまだまだ「ヨコシマ」な私です。
気付くと船は西に向かっています。大雑把ですが、平戸と五島の間です。
「大潮の攻略」
これが今日の最大の課題です。
まずは仕掛け
枝長長めの70センチ
(最終50センチでも良かった)
捨て糸は2メートル
鉛は120号
釣り方
仕掛けをバーチカルにする
底取りが肝です。
ヒントは糸からの判断
立っている
斜めになった
海底に鉛が当たった
など
単純に巻き上げて行くと、魚とのコンタクトが半減します。
熟練を必要としそうですが、意味を理解した対処と指示からの対処では大きく違います。
船長指示はあくまでも目安です。
それを肝に投入開始、早速糸の角度は大きく傾きます。
一旦海底から10メートル程回収し、落ち着いた(仕掛けが立てになる)所で着低させて再度、底を取り直し。
そこからのスタート、鉛が海底に触れたら、竿を立てて海底か?魚か?判断し、海底なら底を取り直します。
今回のタックルは、基本的に置き竿に設定、しかし、必要な場面ではスタンディング(手持ち)にて対処しました。
ところで、この日の ZIAI は?
タイドグラフを宇久島で確認すると、朝の満潮と午後の干潮、8時頃、10時頃と14時頃で、先週と同様の時間帯。
スタートは ZIAI の最後らへんでしたが 既に激流~~。
どうするか?この時も「やきもき」
1か所目で前触れ的反応はあるものの、「3回流してダメなら移動」の船長判断です。
次のポイントには数隻の僚船、更に険しい海底形状の案内、他船が根掛かりしている場面(しかも高切れ)が見えました。
要注意ポイントです。
案の定、梶川さんが根掛かりするも、鉛のみで安堵。
投入が自分一人になった。
これはチャンスです。
時に「ドン」と入る鉛に判断に苦しむので、指示より高めの置き竿にした瞬間でした。
明確な魚の反応でヒット!
本命確信で電動スタンディングするもサイズは?……
後の検量で約8キロ!
今年の1匹め、大事に扱いましょう。
期待の薄い状況から一変すると、梶川さんが続きます、が、魚が?
ヒラメにアコウにチビアラと他魚種を連発!、笑いが止まりません。
笑って陽気に過ごしましょう!
潮が抜けた!
反応も減りました。
次の潮待ち時間帯です。
直ぐに訪れてくれたのは良いが、残念な事に反応も減りました。
さてどうしましょう?
海底トレースも肝心ですが、棚切りに着目します。
着低や回収の際、変化の表れる棚、今回は2,5メートルもしくは4メートル、なだらかなら2,5メートル、険しいなら4メートルなど。
どっちにしたかは忘れたけど根掛かりしない判断で置き竿にすると、ガッツリ曲がってヒット!
私の反応が遅れますが、電動リールをスローにパワーオン!
巻き上げてくるので、そのまま道具任せ。
大活躍です!
久しぶりの大きさと、やっぱりな興奮で冷静に欠けますが、この釣りあるある!
20キロかな?
後の伊万里店検量で16キロ!
まぁそんなもんか?
でした。
上出来の結果に、自分はここで納竿。
残る梶川さん、反応、前アタリが良く出ている、そんな ZIAI を楽しむ!
ラストは着低ヒット!
本命?青物?はカンパチ!しかも良型!
まだまだチャンスと思うも、更に激流になるとかで、終了~~。
久しぶりの早上りは何と11時!
久しぶりに自分の釣りに没頭し、結果も出たパーフェクトゲーム、
「やきもき」した気持ちは吹っ飛び、楽しんだ釣行となりました。
チャンスはまだまだこれから、釣り方のヒントになればと思います。
皆さんもチャレンジしてみて下さい。
○タックルデータ○
竿/アリゲーター技研、スタンディングシャープH
リール/ダイワ、シーボーグ1200MJ
ハンドル/リブレ、カスタム
PE/15号サンライン
鉛バッテリー
(そろそろリチウムが欲しくなっています。)
仕掛/ナイロン80号
針/28号
鉛/120号
竿掛/速攻240
水深/50~70メートル
予備(スタンディング用)
まるきんオリジナル、セリオラ
シーボーグ600MJ
PE12号サンライン
3日後の水曜日
時間が出来たので、解体作業。
苦手な内臓取り出しも馴れてきました。
頭や骨も小さく割り、余す所少なく、色々ブロックに小分け
スタッフに「幸せのお裾分け」しました。
翌日にお造りでいただきました!
モッチリの歯ごたえに、淡白、癖無し、ぽん酢系に薬味を添えて、最高の一時でした。
煮たり、焼いたりは今後の楽しみですよ!
それでは次の報告まで、