ご無沙汰しております。
船釣り大好きスタッフ、山口(義)です。
5月27日土曜日
伸興丸
船アラ釣行
です。
今回も、その前話から(笑)
宮崎遠征はタイミング逃したので、こっそりクロムツ狙ってみました。
これも条件が揃わないと狙えない魚種です。
結果、一人平均7尾と納得ですがサイズが良くて、合わせのテクニックが難しいのも何のその、楽しい1日でした。
美味しい魚は分かるのですが、どう食べて良いのか?サッパリ?
なので、スタッフに配っては、色々な調理で食べてもらいました。
詳しく知りたい方は、店頭にてご質問を。
脱線しました。
おおっぴらに釣りに行こう!、行きませんか?と言える時代が戻って来ました。
嬉しい限りです。
そんな「2023年の船アラ」、潮のタイミングを計算してプランニング、且つ、全てに自分が釣るといったわがままで無く、参加者の優遇も考慮しております。ハイ!
今回は、平戸より少し早めに解禁する呼子(小川島)の船を利用させていただきました。
ご参加いただいたのは、森園さん・北村さんペアに釣川さん、他は乗り合い(と言っても知り足る面々)です。
船の到着と同時に、船長指示の釣り座が決まり、イザ乗船、面々が準備する中、気になる行き先を訊ねると近場で、早めの準備を促します。
今日のタイミング予測は「8時の潮止まり」「10時の動き出し」そして「13時の潮止まり」つまりスタートはのんびりで良いんです。
解禁とあり、皆さん、気持ちの高ぶりが表情に表れてますよ(笑)、リラックスしましょう、願掛けのお清めもしましたので、頑張りましょう(笑)
今回の釣行にはもう一つ「課題」がありまして、試作の仕掛けを使って貰います。いずれ発表します。
さてさてどうなるか?
実釣スタート!
そうですそうです(笑)
今回サポート乗船でしたが、船長「腰が……」て事で、エサ掛け(針掛け)手伝います。
任せて下さいな!
エンペラの胴体側に神経を外して、刺しますよ
しっかり長持ちします。
決して見真似では上手くいきませんので、勝手にやって船長に叱られない様、注意して下さい。
投入を数回繰り返すと、捨て糸の絡みが無いのを確認、目論見通りです。
ZIAIを待つ迄、小康状態、ジレンマに思えますが、ZIAI が分かるから、知っているから、苦行では無くなります。
怪しい竿先の反応に、釣川さんに寄り添います。
次の投入で更に激しい前振れ、
50センチ巻く指示を出すと、明らかなヒットに繋がりました。
サイズ?魚?は別として、船アラの見本的なヒットシーンは、さぞ勉強になったと思います。
思います?
アレ?
魚はタカバでした。(笑)
ZIAIのズレを、怪しいけど明確でない反応に、何となく感じるこの日、
次に訪れたのもそうですが、飛び切り良い反応のシーンに変化しました。
すかさず寄り添い、発破(声掛け)にて促します!
魚の気持ちは理解に苦しみます。
中々ヒットに行かない、正に「攻防戦」ですが、対処に手をあまねく苦戦と思うところで、やっと来た!
おっ!
サイズ良さげ!
これは取れる!
リールを巻き始めても取れる!確信の瞬間!
まさかのフックアウト!
ナゼ?の疑問で仕掛けを確認すると……
針上30センチに擦れ傷、イカさんは半死状態。
予測するに、イッキに飲み込み、引きずり出す際に針掛かりしなかった、と判断しました。
喰うか喰わないか悩んだ挙げ句、喰ったんだけど、違和感を感じて、口を開いた、とも思えます。
なす術も無く、そのヒットの感触と重量感とが、手応えに残りました。
残念です、森園さん。
この釣りあるある!
掛けて取れてもいるけど
その何倍も掛け損ねたりバラシている。
めげないで次に行きましょう!
ここで余談
駆け上がりのポイントで、根掛かり発生!
仕方無く切ろうとするものの、何か変?
切れない!少しずつ上がる?もしかしたら魚?
余計な心配も余所に結果はロープでしたが
道具の強さを再認識する事に。
30ミリ程のロープは海底から繋がっているみたいで、その片側を竿は折れる事も無く上げてきました。
素晴らしいですね!
無反応の続く時間帯、ZIAIでもあった訳だが、半ば諦めムードに船上は?
諦めない船長は大きく移動を繰り返すも、反応の悪い箇所が多い。
このまま終了するのか?
ラストと思えるポイントもベイト感は薄く、当然の如く、仕方無く釣り続行?
これがまさかの展開でした。
駆け上がりのポイントなので、釣川さんにアドバイスしつつ雑談。
とここで、雄叫びが!?
既に竿はガッツリ曲がっています。
フッキング迄出来ているので、サポートに入るため、ゆっくり巻く指示に。
無事ランディングされたのは、14ある無しの大本命でした。
初の10キロ越え
夢が一つ叶いました。
北村さん、おめでとうございます。
船長はこのポイントに自信があったのか?
久保さんもコアラをゲットされました!
魚探の反応に写らない、だけど奴はいる。
実積に基づく確信が無いと出来ない、正に「漁師の凄技」でした。
気になる仕掛けは、3人3様にヒットに繋がり、システム全体は概ね良かったと評価します。
些細な部分が気になりますが、其は心配に及ばないとも思います。
市販されるのをお待ち下さい。
ということで、幸先良いスタートとなった、2023年船アラシーズン、今後もご期待下さい。
次は自分が釣るぞう!
皆さんのタックル紹介
チェルマーレBG H165
ダイコーエスペランサ
マッドバイパーSTD
シーボーグ600MJ
シーボーグ750MT
道糸 PE12号
ハリス ナイロン80号
針 25~28号
捨て糸 約2メートル
錘 100号
水深 40~50メートル