ビッグな夢を追い掛ける、大好きなシーズンが始まりました。
でも~その前に、2月に根、3月は深場と、足を伸ばしたのですが、貧果だったり、本当に消えていく幻な結果に、報告ならず。
知りたい方は、店頭にてご質問を時間の許す限り、お伝えします。
ほんの少しの写真で察して下さい。
本題に入りましょう。
○ 釣行日
● 5月21日土曜日、佐世保、相ノ浦・功照丸
● 5月29日日曜日、呼子・伸興丸
● 6月3日土曜日、早福・関勝丸(解禁3日目)
○ 先に結果を言うと
● 16kgと4,5kg(私)の2本
● 7kg頭に5本(私もコアラ)
● 9kg弱が2本(私も1本)
* 上出来な幕開けです。
それでは初回編
相ノ浦に集結したのは、ベテランの前田さん山口さん、頭角を表しつつある堀田さん。
ノウハウに長けて惜しげもなく伝授してくれる功照丸・西川船長
スキルアップを目論見、堀田さんを船長の傍に配置し、他は好きな場所ヘ、
4時半に出港すると向かった先は上五島周辺。
船長のお気に入りコースでもあります。
今年初もあり、豊漁と安全を祈願しお神酒を捧げ、開始します。
無反応な開始も、ZIAIを掴まえたのは山口さん
的確な棚コントロールが労を功し、お見事でした。
続くと思えどエソの猛攻に遭遇。しかもビッグサイズ、鷲掴み出来ない程です。船長のお土産にキープ重ねるものの10尾も越えると、流石にNOサイン。
イカも勿体ない。
大きく移動します。
水深100メートル程に大きな沈没船、根掛かり必須な場所。慣れない方は高めの根切りで挑むと良いでしょう。
その中でも飛び切りの反応に遭遇するも青物も混じっていました。前田さん苦笑い。
自分は、糸を張り気味で明確な反応、本命の4,5kg1尾ゲットして終了でした。
続いて2回目
呼子に集合したのは、森園さん北村さんペアと田中さん本園さんペアに、初挑戦の釣川さん。
朝イチのタイミングを逃したく無いので、近場からを提案すると合点の返事、考えが同じでした。
場所は内緒にしてねとシャイな船長、概ね糸島沖でした。
この日、自分は6~7割の投入(実釣)に徹し、釣川さんのサポートや皆の見守りとします。
一番苦労する海底コントロール、先ずは指示棚を守り根掛かりを回避する一連の所作。スムーズなので問題なし。
次に投入・回収の所作。
弱らせず、絡ませず、投げない、慣れるのが早い。
最後に来た時に安全なポーズを忘れない等々。
様になるのが早くて一安心。
今回もお神酒の効果はバツグンです。
ZIAIが来る前に田中さんを冷やかしに声かけると突然のヒット、予測外?で対象不能?エサだけ盗られました。
何か持っている田中さん
悔しさだけが残ります。
指示棚でも根擦れが起きるので、更に高めをアドバイスした本園さんに、明確な反応、7kg程のキープサイズをゲット。幸先良いですね。
運気が好転していると感じれたこの日、何と8回ものヒットがあり、5匹ゲット。
北村さん・自分・森園さん・田中さんと続きました。
惜しくも釣川さんにヒットならず、4~5年ボウズもいらっしゃるし、そんなに甘くは無いよ、でも近づく方法を伝えているので、後は諦めないで、と次回のチャレンジを約束しました。
サイズはともあれ、こんな日はめったにありません。
久しぶりな獲物に嬉しい笑顔で解散でした。
続いて3回目
平戸に集合したのは、田中さんグループ(広島4人衆)と青木さん。
2年振りの参加とビギナー3度目の挑戦。
果たしてどうなるか?
解禁3日目の週末となり、大賑わい、何とか車を駐車し合流すると船長とも挨拶を交わし、早速乗り入れ準備を進めます。
と船長から
「初日から調子良よ」
「太かともあったてばい」
と私達に発破を掛けて来ますが
「予報より風の強かね場所次第ばいね」
と弱気な言葉も混じります。
「ジャが出るかヘビが出るかは時の運。努力を怠るとそれすら掴められない。」
肝に命じて、今回もお神酒パワーにもすがります。
そんな気持ちを知ってか?、乗っけから大本命ポイントでスタート。
ところが、手持ちしないと、仕掛け絡み・底取り棚合わせが決まらない程の波とウネリです。
前の釣り座は尚更なので全員がスタンディング、ほぼ強制でした。
当然な無反応。その後、諦めたくなる状況が続きます。
何度も、何度も、何度も……
釣人が諦めるのか?
魚がソッポを向いたままなのか?
そもそも魚が居るのか?
釣方(棚)が間違っているのか?
仕掛けが悪いのか?
釣れない時程、沢山の疑問と格闘します。
支えてくれるのは信念。
答えは最後までわからない
ZIAIはまだ有る
少しの要因ですが、持続するか諦めるかは大違い。
おそらく釣り人よりも強い信念を持っているのが船長でしょう。
北東の風、波を避けるべく、平戸の西側を探って行きますが、どこも変化無し。
生月の西側に回るも、一度も止まらず、クルージングする船長。
最初の数ヵ所に戻り、11時前後とラスト2時頃の、ZIAIを待つ判断。
既に僚船も近くにいて、無線交信では苦戦中。
船中の空気が澱むのを嫌い、先ずは自分が食う気になり仮眠を20分……、で皆さんに声掛け雑談など他愛もない会話で次のZIAIを待ちます。
水色が白っぽいのが残り、嫌な予感が残ります。
11時頃、待望の2回のヒットがあるものの早合わせと苦言され、3回目でやっと竿に乗った、サイズは10kg無しだが、この日ゼロがイチに変わる、大きな違いである。
天王さんおめでとうございました。
午後、波ウネリが和らいだ、釣りやすくなり海底か?暴れているか?本命か?判断が楽になり
助かりました。
不思議なもので、この釣りは、睨めっこして神経を高ぶらせると、反応が悪く。
逆に居眠りしたり、雑談やよそ見をしたり、気が抜ける時に、逆襲されるみたいですね。
なので、私は時々竿を置いて、周りの様子を見に行ってはジョークやアドバイスを加えます。しかも投入すら休みます。
もしかしたら、その方に来るかも知れないと思います。
自分自信の場合は、独り言を言います。
カウンターの数字で、語呂合わせでおまじない。
794は泣けよ
39はサクサク来てよ
「来いよー」
「来てちょうだい」
「行けー」
「何だよ来ないのか」
など
殺気が入っていないタイミングが良い気がします。
不思議ですが本当です。
ZIAIがもう1つあるとか5メートルの漁礁をどう交わすか?(3メートル後5メートル指示)等々、青木さんと会話後。
3メートル切りを漁礁に当たるギリギリまで我慢したところで、見事に反応が出て捕らえる事が出来ました。(同サイズ)
時間もギリギリで、その後数回の流しで終了でした。
他船ゼロが多い中、結果が出て満足な終了でした。
後はサイズか?中盤からの目標は20kgオーバー確定、決意する帰路、西川船長から入電。まるきんに戻ると見事な魚体。
38kgのビッグサイズに驚きで口が塞がりませんでした。
狙う魚はビッグで豪快ですが、釣方は繊細さも必用です。
だから面白い。
一生の一匹と巡り会う、そんな魅力溢れた釣リです。
こんな感じでシーズンスタートしました。まだまだチャンスがあります。
チャレンジしてみてはいかがでしょうか!
タックル紹介
● メインリール・シーボーグ1200MJ
● PE・サンライン15号
リール新調しました
深場の遠征前提でもありますが、まだまだ肩に不安があり「置き竿」主体にシフトします。
それに合わせた竿選びが課題ですが、伊万里店で催した「アリゲーター技研&ゼニス合同展示即売会」は、現物比較が出来て、カタログでは読めないイメージが具現化されました。
無闇に手を出したくなかったので、予約しましたよ。
600MJが予備タックルとまあ自分としても、贅沢な一式ですね
● 予備リール・シーボーグ600MJ
● PE・サンライン12号
● ロッド・まるきんオリジナル、船アラロッド
● 仕掛け・まるきんオリジナル、ナイロン80号(店頭同規格)
*3回目にて、店頭仕掛けと同じハリスを試しました。
● 鉛・胴突き型、100号
● ロッドホルダー・ミヤロボット
● バッテリー・鉛バッテリー20アンペア(私は鉛派です)
*リチウムが強くなるのは承知ですが、中々手が出ません。