2021 船アラ釣行 番外編【山ちゃんレポート】
2021 船アラ釣行 番外編
7月31日、今回は、お客様のご冥福を祈るお別れの「追悼釣行」行って来ました。
遡ること15年程前、店頭に続いて港でもお会いし意気投合。
以来、お仲間とも交遊が拡がり、船アラ·落とし込み以外にイシダイや遠征など、楽しんできました。
6月訃報が入って以来、3回目の計画(時化てて)に参加出来る事となり、発起人は羽根岡氏と自分、他の仲間も加えて4人が集結。
お世話になるのは、佐世保、相ノ浦港「功照丸」
故人から紹介いただいた船の一つで、自分から紹介したお客様も多い船長です。
船長の技術・知識は特筆で、実践アドバイスしていただくのも秀逸です。
そんなんで、3時過ぎに現地集合すると久し振りの面会に、お土産・お供え物を揃えて、思い出話。でも船が無い?
約束の4時に夜炊きから戻って来ます。今日の為に頑張る船長、流石です。
道具を載せ替えポイントに向かいますが2時間半の大移動。場所は内緒ですが、故人の思い出の場所です。
出来る限りの仮眠で体勢を整える事にします。
ポイント着でタックル準備すると、「最初から出るから注意してね‼️」のアナウンス。
と、本当に来た‼️
右舷中の梶川氏、突然過ぎて呆気なくPEからブレイク。
数回流して大移動。
リセットして数回流すも、コンタクトの無い状況に皆苦戦。
羽根岡氏が作る名物、サンドイッチで朝食もバッチリなのに、どうしたものか?
そうだ、大事な事を先にやろう‼️
お別れのセレモニーです。お花に写真にお酒を添えて、全員黙祷、
「出会えた事、楽しかった事、美味しかった事、勿論、釣れた事、全ての事に感謝いたします。安らかにお眠り下さい。」涙涙
「大物釣らせて下さい。」は私の希望も唱えます。
呼応する様に反応が良くなるも青物のアタリが増えて来ます。
前田氏に続いて数匹ゲット(状況は上向きなのか?)
一方、自分は体調ダウン気味?多分食べ過ぎです。(笑)
メーンポイントは起伏が激しく(5~10メートルの落差)、自分の仕掛けがどの位置で更に底取りの工夫が課題、気を抜くと根掛かりも起きますので、要注意です。
根の頂上に入った予測で糸の弛みを無くして張った状態(ピンピン状態)、底取りから3メートル切ると、
小気味良い「コンコン!ガツン!」と明確な反応。
ガッツリと竿を立ててフッキング。(大きいと無理?)
納得の10kg程をゲットできました。「一安心」の1尾でした。
それでも中々体調戻らないので、トモの2人を見つつ休憩すると、右舷にヒット!!
本命?大きい?何か分かんないと言いつつも、大型ヒラマサ出現しました。
羽根岡氏、13kgナイスです。
体調も回復し(寝るのが一番)、起伏の攻略が全員出来た頃に、ヒットしたのは彼でした。
しかもスロジギ並みに竿を寝かしてリールのパワーに任せるファイティングしているから、サイズが分かりません?
ランディングも船に潜るから船長にヘッドを振ってもらい、魚を見てオドロキ!! ました。
デッキに横たわってもカンナギみたいな風貌とヒレの老体化で、かなり大きく感じます。
梶川氏、モンスターゲット(検量は店で)
ここで、船長から「潮が頭から入るのと、後ろの2人にも釣らせるので、前の2人は終了。」これは納得の判断・指示です。仲間内だから構いません。
片付けがてら様子を見てもその後の反応は小魚の餌噛み位、諦めて、最初のポイントに再チャレンジするも、反応無く終了。
最終的にアラ(小型・10kg位・モンスター)の3尾
ヒラマサ(小型から13kg)の3尾
改めて、故人が恵んでくれた釣果と思います。
平等に魚を分けて、解散になりますが、正式検量で、まるきん伊万里店へ
大型魚にとても便利で正確なウィンチとスケール
(はっきり言って自慢の設備です。以前は人間が吊り下げてスタッフも大変で不正確でした。)
最終結果 20、1キログラム 記録更新ならずもダービー登録です。
サブゲストな立場な事もあり、複雑な気持ちでしょうが、このサイズは立派。
後日、各自から「もう1回行こうか?」の声が上がりました。
それはそれで又のご報告します。お楽しみに!
最後に久郷様、「安らかにお眠り下さい。ご冥福お祈りいたします。」合掌
まるきん伊万里本店:山口 義則