2018年 船アラシーズン スタート
今年も始まりました。 「熱!熱!のドラマ」 になるのか楽しみですね。
初回は、平戸より早目にスタートする、呼子(小川島)から出撃。
船は、伸興丸(渡辺船長)にお世話になりました。
正確に言えませんが5月末(ご了承下さい)頃で、3月頃タイミングよく予約。
前日まで出船の可否が決まらない? エサの不漁が理由で、数日分の確保や漁船から購入など、無理強い的な希望に揃えてもらい、無事に確定。
その苦労をお聞きすると頭が上がりません船長ありがとうございました。
一方、慌てるのは自分で早々に見切りをつけた欠員を、直前ですが!急遽募集!ご参加いただいたご両名には感謝・感謝!です。
今回の参加メンバーは、森園氏(糸島市)・原氏(長崎市)・松本氏(鳥栖市)、他は乗り合いで北九州のお二人、誰にきても安心です。
当日の天気は、嫌な雨模様、しかもシトシト雨、バイパス延長で時短してるのに、視野が悪く不音な予感で移動、かろうじて午後の晴天を待つ事で、5時半出船。
気になる行き先は壱岐の東側、これも船長の計らいで幾らか雨を避けています。
満潮の潮止まりがスタートのこの日、動き始めと干潮の潮止まりに動き始めにもチャンスがある日で、自分の作戦でもありましたが、船長もこの日をプランニングしていたそうです(脱帽)。
スタートから「3メートル切り!・ドラグ限界絞り!」のアナウンスで臨戦態勢です。
その予想はズバリでした。
先ずは森園さん!!
強烈に突っ込むも、エサが残って回収、1テンポ遅れて合わせたら掛っていそう。
残念なヒットシーン!!?? ん~惜しい!!
続く様に松本氏にヒット!!
落着いて巻くから(笑)サイズ不明も10kgオーバーは確実。
チェルマーレコルタとアリゲーターバトル20Wで強引に捻じ伏せ、去年の屈辱を見事打ち返し、観念したた最良の1匹!!
突然の誘いに→欠員募集に乗っかって、参加した甲斐がありました。
と喜ぶのは束の間で
怒涛の3連チャン!!、もう「ミラクル」なサイクルヒット!!
船長も呆れて「もう休んで良いよ」とブラックジョーク(笑)
船中メンバーから「全員分=7匹」釣ってくれとボヤキジョーク(笑)
この時まだ8時半と何とも濃密な時間です。
次のヒットは右舷トモですが、これも甘噛みなヒットでボロボロイカさん。 ん~残念
ここで見切りを付け、駆け上がりのポイントへ移動、船長の指示も、2メートル切って鉛が当たれば又2メートル切る、を繰り返す内容。
それでも天邪鬼な自分は指示に従いません、根の最高点でキープしたり、1メートルや3メートルで狙ったり、あくまで根掛りしない・イカを弱らせない、自己管理の下、攻めていました。(その証拠にこの日使ったイカは3ハイのみです。)
その3か4流し目、着低後1分でどう攻めるか(底を取り直すか?高く切るか?)思案の中、手持ちでリールを触った瞬間でした。
自分の上体がイキナリ海に持って行かれる様な強烈なヒット!!
前触れ、前アタリも感じない、ヒットは久しぶりで本当にビックリ!!です。
「不意打ちを突かれる」 とは正にこの事。
初速の突っ込みはサイズや船・磯に関係無く物凄く強烈!!な引き!!を見せてくれますし、これこそが大物釣りの醍醐味・魅力と言えますが、くれぐれも怪我や事故を防ぐのは、釣り人のルールと思います、皆さんご注意下さいね。
2回目の締め込み?イヤ横走りを何とか止めて巻き上げると シーボーグ800MJの敵ではありませんでした。
大騒ぎでしたが(船長すみません)、今年の1本目ゲットです。
嬉しさと騒ぎでしばし休憩。
振り返ると潮が走り出す直前のタイミング、にこれこそ「ZIAI」を実感。
再戦後は、干潮の「ZIAI」を待つ状況、一方、風とウネリが強くなり的確な棚合わせが難しくなります。
条件の良いトモの方に アコウとミニコアラを追加し終了。
船中(サイズは別として)5本の「超」が付く上出来なスタートとなりました。
サイズは 12.5kgの中サイズ(伊万里店検量)
松本氏は 12.0kgの同サイズ(佐賀店検量)
他は 子アラ 3匹
これからの釣行が楽しみなスタートに、嬉しさを隠せない自分です。
但し、次回からは置き竿主体のショートバットを封印し尻手ロープを付けますので、船長よろしくお願いします。
やっぱり、自分の釣りスタイルにはロングバットで脇挟みが理想です。
今回の使用タックル
竿 まるきんオリジナルロッド セリオラⅡ(ショートバットのプロトモデル)
リール ダイワ シーボーグ800MJ
道糸 ダイワ メガセンサー12B 10号 (他ブランドなら12号位・前回のまま)
リーダー ナイロン 60号 5M
先仕掛け フロロ 60号 3ヒロ(針から分岐まで60センチ)
ハリ 管付きムロアジ 30号
オモリ 胴付き 100号
船長コメント
「サイズはどうであれ、アラはアラ!貴重な1匹!ですから、釣れれば(お客さんが)嬉しいものです。」
「いつ来るか?は正直不明な場合もありますので、仕掛けの結びやドラグなどをしっかり締めて、根掛りをしない等の万全の体制で臨んで下さい。」
「口を酸っぱく言いますが、救命着の着用は100%でお願いします。」
何々?
魚どうしたか?
ですか?
ハイ!! 今回は伊万里店スタッフでお裾分け、解体後、自宅にはアラのアラばかりで、濃厚な煮付けのオンパレード、贅沢な夕食が2日続きました。
刺身は3日程寝かせての指示で皆の反応が楽しみ。食べてもらいこの釣りに引きずりこむイヤイヤ、入門して欲しいのが魂胆です。
ちなみに今回捨てたのは、ウロコとエラ程度、貴重な1匹を丸々見事に処理(荒木君のおかげです)できたので、魚さんも成仏してくれたと思います。
さてさて勢い良く2回戦突入と思いきや
予約の平戸の関勝丸(里崎船長)に電話すると「台風が・・・・?」。
参加メンバー広島4人組とも天気予報と睨めっこするも金曜日に中止決定。
「幻な魚」は更に幻となり遠のくばかり、・・・
3回戦も見事に「遠くの台風が・・・・?」
不運は自分か?はたまた?
イヤイヤ!!落ち込む事は許されない、4回戦もちゃっかり予約しています。
1回戦で初番の報告でした。