春爛漫!! 大物続出!鹿児島、甑島里【糸島店 武富の底物師集合!!】
春爛漫!! 大物続出!鹿児島、甑島里
糸島店 武富です。
春になると、とっても行きたくなる釣り場がいくつかあります。そのひとつが鹿児島、甑島里です。今シーズンの里はすこぶる調子がよく60㎝超が結構出ており、4月4日にその春爛漫のフィールドへ釣行しました。
当日、川内港を基地にする久丸(090-8222-1526)の浜田船長が上げてくれたのはコウメバナでした。
ホームページ https://www.koshikihisamaru.com/
この瀬は大物が出る1級ポイントで、早くも70㎝近い銀塊が上がっているためボルテージは一気に急上昇です。
空が白み始めたので、高場に上がり朝日に向かって『今日こそ一発来てください!』と手を合わせます。でもいつも願いは叶いませんが‥(^^;)
満潮は午前10時頃。まずは上げのポイントで竿を出します。エサは赤貝です。
水温が18~19℃程度と低いこの時期は軟らかいエサを好みます。
最初の付け方は、ハリスには粗割りを通します。殻のキラキラでエサのアピール度が高まり
ムキミよりエサ持ちがいいため海の中の状況が分かりやすいのです。
エサの上には食い上げ防止のストッパーは欠かせません。
仕掛けは、潮の変化やアタリの出方に応じて即座にオモリが替えられるキザクラの
石鯛ナマリクッションゴムを活用したシンプルなものです。
実績あるカウンター10前後から20ほどまでタナを探りますが、本命らしき魚信はありません。
軟らかい赤貝は本命の気配が伝わりやすいのですが、エサ盗りが群がっているだけのようです。
やがて久丸が見回りきました。船長の話では、他ではポツポツ釣果が上がっているとのことで俄然やる気がでます。
正面には里の磯群が広がり、大物海域の雰囲気が一層ワクワクドキドキ感を高めてくれます。
刻々と時間が過ぎていきます。赤貝の釣りは、マメな手返しで本命を探り当て集中して攻める
スピード感と魚とのかけ引きがだいご味なのですが、なかなか手に汗握る場面は訪れません。
進展がないまま10時を過ぎたので、下げのポイントへ移動です。
ここもカウンター10前後で実績があるため、そのタナを中心にアタリを探ります。
とにかく春の里は、浅ダナでアタるケース多いのです。右にはチャワンが見えます。
言わずと知れた70㎝超の実績がある名礁です。
●下げ釣り座(グーグルマップ上の所)
●チャワン(左端)
いい感じで下げ潮は当たっているのですが、イシダイらしい魚信はありません。
船長が教えてくださった釣り座右側のカベの少しエグレているポイントも探りますが
エサ盗りの反応だけです。浅ダナだけでなく広範囲を探り
エサも少量持参したカニに替えてみますが、結局納竿までにイシダイの姿を見ることができませんでした。
港に戻って他の方の釣果を見ると、ほとんどの方が釣果を手にされていました(底物師14名中14枚の釣果)。
ちなみに同行したS氏とM氏も私と同じボーズでした(T_T)
そんな中、際立ったのは、宇城石鯛クラブの岩井会長が二子のハナレ(モトオサ)で仕留めた
65㎝の堂々たる銀ワサでした。上げ潮の釣り座でヒットし、磯に上げた際白子を出していたそうですが
写真を撮っている最中にも勢いよく放出しており、里の好調ぶりを象徴する1枚となりました。
カウンター9で赤貝の数珠掛けを食ってきたそうです。
岩井さんの話によると、この釣果を上げる前に2発の大アタリがあったものの
いずれも16号のハリを伸ばされて掛けることはできなかったとのことなので
食い気のある超ド級が潜んでいるかもです。
里の好調ぶりを目の当たりにした私はリベンジを心に誓いましたが、翌日のコウメバナは良型を含め6枚上がったとの情報が早くも入ってきました(^^;)
●二子のハナレ
岩井さんは4月10日も里に釣行され、同じ二子のハナレで63㎝4・8㎏の銀ワサを手にされています。
活発なアタリが続いている甑島、里。これからいよいよ本番を迎え、70㎝超がいつ飛び出すか楽しみな限りです。
※イシダイ釣りについてのお問い合わせは
まるきん糸島店(092-325-8088)の武富までご連絡ください。