7月5日(木)中潮
第1回目(船アラ釣りレポート)
平戸は早福港の弘福丸
にお世話になりました。
ご参加頂いたのは、前田氏(朝倉市)・日巻氏、藤川氏(伊万里市)の3人。
それに、先約の林田氏・吉村氏と相乗り、計6人がチャレンジします。
この日は、「大潮」、アラ釣りには不向な潮周り、少しでも有利さを!可能性を高く!を目論んで船を選択。情熱的な釣り人!が集まりました。
前夜からの風雨の中、「まるきん伊万里店」に3時集合。
道中も酷く降り、出港できるか心配?でしたが、港着での船長は“やる気満々”でした。
出るか?いなか?の心配が、釣りが成立するのか?船酔いしないか?の心配に変わり、5時半に出港します。
何処に行くのか?
「南!」
の1言返事?
「尾上島過ぎたら少し安定するよ」と安心させられ走る事…1時間半、今日もマル秘のポイントに着きました。
うねりが気になるも、おさまる予報を信じて?のスタートです。
「ドラグはガッチリ絞めてね。」
「底から2m以上!?は上げてね。」
の指示。
知る人ぞ知る事ですが、“ガチンコ勝負”のこの釣り。
道具やノウハウ以外にも、“絶対に釣り上げるぞ!掛かって来なさい!”ぐらいの意気込み!も重要ですね?船長?
1流し目、指示は無くても、かけあがりを認識し、皆が丁寧に底から2m以上をキープ。
緊張の流しでしたが、無反応。
2流し目から緊張が解れると、私と日巻氏に船酔いが襲いかかります。
行きの道中、時合は、“午前の潮止まり”で全員一致。それも効してか?。
お互い軽い症状だったのか?。
ひたすら我慢しつつ
(本当に好き者ですムフフ笑)
1時間半程経過……
やっぱり突然来ましたね~!!
船長に林田氏がすっ飛んでヘルプに、それを見て私もヘルプに入ります。
すでに2人掛かりで“抜き”(底切り)を行われてましたので、私はファイティングを補佐(竿の角度やリールの速度)でした。
~ゆっくりと巨大な魚体が~青白く~やがて白く~悠然と浮かび上がります。
「残り20mで暴れるけん注意してね」とアドバイスも底から強烈に抜いた為か?目玉が飛び出しぎみで、スンナリと浮かび上がりました。
明らかに30キロ越え!
良かったですね!吉村さん!
おめでとうございます。
と、ここからが弘福丸らしさがありまして。
魚の状態によってキチンと処理されるのです。(今回なら神経絞めまで。)
その間も「もう1、2匹、必ず居るけんね!」と皆に発破をかける演出までされます。
これらに時間をかけても、慌てる事なく再開。
そうです、「次は自分に来る。」と信じているから諦めません、おや?船長に後押しされているみたい?
直後ぐに沈黙を崩したのも吉村氏でしたが、携帯中で対応できず、カンタンに60号ハリスを切っていきました。んー残念。
皆から「携帯没収!」と野次が飛びます(笑)。
その後も船酔いとの戦いがつづくと、ヒラメにも邪魔されて(イカが大きくてお呼びじやない、かじるなっ!)
やっと、雨が上がり久しぶりの太陽とご対面。波が落ち着きます。
船酔いの苦しみから解放された頃に、又、やって来ましたね。
高めに底を切り(秘密)、臨戦体勢で待っていた林田氏に“細かなでも明らかな”アタリにドラグを一切出さない合わせをいれて、初動を抑える。
且つ、ゆっくりとしたファイティングで正に貫禄を感じ?、魚に敬意を払うように 30キロ程の魚体が上がってきました。
(カッコイイもんでした。)
でコレは生け簀に泳がせる事になりました。
皆の諦めないこの釣りに対する情熱は冷める事がなくなりました。
ラストまでに、又来る、と信じているからです。
でも私は眠気に負けて休憩。30分…zz
再開後も沈黙が続きます。かろうじて、
藤川氏にアタリ→乗らない?
前田氏にアタリ→ブリ!でした。
ラストに大きく移動も潮早く成立せず終了となりました。
帰港後、改めて検量で
29.5kg
に
34.5kg
林田氏は今年5本目!
吉村氏は苦節4年目の快挙!。
諦めず通った事が報われますね!。
私達に釣れず、羨ましい限りではごさいますが、…
実際に船上で、大物アラとの“攻め際い”・“格闘”・“感動”・“喜び”の“目撃者”・“実体験者”となれる事は“百聞”よりも“1000のイメージ”よりも貴重で重要な“経験”となりました。
私自信、30kgクラスの同乗は、4回目ですが、簡単に、鮮やかにヤラレたのは初めてです。
ですが“悔やむ”事も無く、むしろ“勉強になる事”や、何より“楽しい”・“思い出”の1日になりました。
「良く行くな~」 って何処からか聞こえてきそうですが?
諦めませんよ!。
行かないと巡り合えませんので!。
弘福丸(こうふくまる)出港地長崎県平戸市早福港 お問い合わせ先〒859-5531 長崎県平戸市早福町1129 ホームページ: |
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報告:伊万里本店(山口 義則)