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船アラ釣りラストチャンス

船アラ!!ラストチャンス!!

連なる台風の合間を縫って、8月6日平戸へ車を走らせます。

晴れ間になったのは、不幸中の幸い??。
いやいや、強運と思いたいです!!。

今回のメンバーは、私と西村さんの２人だけ、急遽キャンセルの方は残念。関勝丸の船長には無理したみたいで申し分なかったですね。

てな事で、まるきん伊万里店に3時集合し、5時前に港着!!

意外にも港には釣り人いらしてて、正直驚き!!中にはヒラマサ狙いも数隻あるそうです。

夜イカ釣の息子船長と交代時間に、乗船。

雨の心配も無くなり、準備を進めると早目の出船。
朝１のチャンス!!を狙ってるのが良く分かります。

今回の仕掛けは、糸島店オリジナルの船アラ仕掛け、数量限定で販売してました。
ラスト１枚!?に自分の思いを入れ込み使います。




向かったポイントは、上五島方面!!、正直、霧で分かりません。



着くやいなやで「漁礁のかけ上がりを狙うから気を付けて下さい。」のアナウンス!!

西村さんにも「船長の指示＋１ｍでも良いです。」とアドバイス。


さぁーラストチャンス始まりました!!


まずは、３ｍ底取りし
２～３分後
７ｍ(最初から１０ｍ)切っての指示
それでも鉛が瀬に擦れる感触なので、更に１ｍ上げる
瀬を越えたのを見計らい、底取り直してみる
直ぐに擦れる感触なので更に１ｍ高い位置に(最初から１２ｍ位)
瀬を乗り越えたので、底取り直した瞬間でした!!
鉛が坂を転げる様に感じましたが、餌のイカが暴れた??にも感じます。
そのまま底取りを行うと、
と…、
鉛が穴に滑り落ちる感触!!
しょうがない根掛かりか!?
…と竿を持ち帰ると捨て糸が切れた!!に思えました。

まさか??
これが??
朝１のタイミングで??
本当に信じられません!!

ハリス５０号が針上２ｍ(サルカンから１,５ｍ)から裂けてスッパリと切られました。

もう放心状態!!とはこの事です。
しばらく何も言葉が出ない。

船長も知らずの出来事で、西村さんの指示棚のアドバイス説明に来てて、やっと理解されました。
「ここは居るもんね!!アタリも頻繁に出るけん、１尾は上げて欲しかとよ。」

切れた仕掛けを見せて、ようやく言葉を発っせました。

「こんなの初めてばい!!」
「強烈なアタリで根に擦れた後は何度でもあるのにー」
「こんなアタリは対処のしようがない」

どうやら沈没船の人工漁礁で、壁の裏側に潜むモンスターに目を付けられ、イカは暴れたのでしょう。
そして、瞬間に壁の裏側から餌を飲み込み、又裏側に隠れたのだと思います。
サイズは全く不明ですが、モンスター級であろうと思います(にさせて下さい)。

悔しい!?仕方ない!?何とも言い切れない複雑な思いでした。
仕掛けを作り直す、気持ちの切り替えに時間が掛かりました。

次の流しに西村さんヒット!!
アラを確信し“巻けよ巻け巻け”の大騒動!!。
まずまずの突っ込みにもしや本命か??
も、惜しくも“ヒラメ!!”、夏ヒラメなので美味しそうなサイズでした。

３流し目
仕掛けも整えて再挑戦!!
今度は底着きと同時に“コンコン”と反応!!
１０秒程待つと竿に乗ったー!
アラで無いのは直ぐ分かる!!
大型ヒラマサ??かも??と慎重な巻き上げるとー??
８kg程のブリ!!
ブリブリな鰤!!に坊主逃れた分救われました。

しかし、今日の海況どうにかしています。
朝から魚の活性高すぎます。
西村さんとも、妙な予感??悪寒??がすると昂る気持ちが海の中に入っていく、何何だろうか？と会話。

その後、瀬を乗り越える流しから瀬の縁を流す方法に変えてー、
再度!!!西村さんにアラらしき??アタリがあるもスッポ抜け、残念でした。

おそらく??船長は、日を変えてもラストまで、ここを攻める気持ちがひしひしと伝わりました。

後ろ髪を引かれる思いで、ポイント移動します。



天候もますます回復し、ウネリも消えて正に夏の海!!

ただし、浅いポイントはフグやカワハギ系に齧られる始末が悪い状況でした。

潮止まりを迎える昼間から、集中して狙うも、朝同様の反応も無く納竿を迎えました。





個人的には、一夏を終えた気持ち!!
シーズン的には後１週間程、諦めの悪い船長も釣人もラストチャンスにどんなドラマが待っているか楽しみです。

そんなレポートを書いている最中、夜勤中の夕方に電話が入っていた。

それがコレ!!でした。


吉瀬さん!!
おめでとうございます!!
初３０kgオーバー
お見事です。
立派なフィナーレとなりました。

さてさて、今年は個人的に釣果に恵まれました。
おそらく、福岡糸島店の開店から幸運をもたらしてくれたのだと感謝します。
又、来年のお楽しみですね。

さぁ気持ちを切り替えて、秋は船の「落とし込み」、計画を練ります。
先ずは、仕掛けの準備、そして、せっかくの糸島店勤務は福岡の船のリサーチにと、忙しくなりそうです。

次のレポートをお楽しみに!!

報告：福岡糸島店（山口 義則）　写真一部は進丸ブログより

長崎県平戸市早福港

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