平成25年9月19日(木)
落とし込み3回目
どんどん楽しくなってます。
これで、3回目突入!!。
期日は、
9月19日(木曜日)
朝の寒さ!と中秋の名月!、を肌と目で楽しみつつ港へ移動。
“秋本番!!”ですね。
お世話になったのは、
呼子港から出船の、
伸興丸(小川島:渡辺船長)
探見丸に電動リールの電源まで装備されてます。
(サービス満点!!!)
今回のメンバーは、「マスターと愉快な仲間たち」に参加しました。
朝6時に出港ですが、他船も出てて、港はちょっとした賑わい。
先ずは、氷の手配で名護屋港に寄り、ポイントに目指します。
場所は前回同様の加唐沖!!
あの「無理!!」なサイズを仕留めましょう。
(゜〇゜;)?????
ところが、波戸岬から豪快に時化てました!
(@_@;)
乗船時に気になる風は、波どころか、ウネリも加わり、かなりのドンブラコ状態!!、タフなメンバーで良かったです。
今日の仕掛けは、ガチンコ勝負!!。
ホログラムの16号ハリス!!。
気になる餌掛けも、問題なくスタートし早速ヒット!!
底物(根魚)の予感に上がってきたのは、超が付く高級魚の“アラ!!”、夏に狙っても難しいのに……
初ゲット!!おめでとうございます。
( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
更に続いて、サワラ!!ネリゴ!!と絶好釣!!
他のメンバーもサワラ!!サワラ!!とサワラッシュ!!。
きっちりと血抜き処理し、お土産確定です。
私も1匹釣って脱坊主と安心。
(≧∇≦)
餌の群れが掴み難い状況になるも、何とか掛けられたので、直ぐに落とすと、良く暴れる??。
一瞬軽くなり、強烈に竿が舞い込んだ!!
軽く竿を立てて(合わせ入れ)、手巻きで対応。
重さを確認して、電動オン!!、軽くポンピング(走れば待つ、止まれば巻く程度)して、無事ランディング。
船長が、「バラしたら泳いで帰ってね!!」と冷やかす~
(`◇´)ゞ
「絶対上げるぞー!!」と応戦してました。
(>o<")
88,5cm・4,9kgのナイス!ヒラマサ!!
ゲットできました。
(*^ー^)ノ♪
その後も、あの「無理サイズ」がマスターを襲い、今回もブレイク!!。
(;>_<;)
サワラに根魚を追加し、潮止まりで終了~でした。
今日の反省!!
仕掛けと鉛は、
最低!!5枚(個)!!
良ければ!!10枚(個)!!
は準備しましょう。
今回は、仲間同士で助け合い回避しました。乗り合いならどうした事か?。
良く“3枚あれば大丈夫!!”と、説明しますが、
最低限の枚数ですからね。
前回、前々回のレポートも3枚準備と書いてますが、
実際は、バッグに10枚前後予備を忍ばせてます。
確かに、普段は1日1~2枚使う事が多いですからね、慣れている方は特に陥りやすいんでしょうね。
ついでにもう一つ!!。
今日の餌(鰯)はまずまずの塊でしたが、大潮に流されて直ぐに消えて行きます。
せっかくの船長アナウンスも一瞬の勝負。
これではビギナーにはちょっと無理なんで……
……そこで、群れの下に表れる鯵??か鰯??を直撃で攻略できました。
船上での情報交換がとても重要でした。
さてさて、今回はあまりの時化で写真撮れず、数も少なくて……
……報告終了~
?
もったいないですね!!。
店頭での事、
「道具ば売るばっかりで釣り方ば教えん!!」
と、たまに叱られます。
全ての方と“ご同行”できるとスタッフ冥利につきますが、それは夢物語とし、この場で反省いたします。
m(__)m
更に、
道具(ホルダー・バッテリー・ラインまでかな?)は奨められたばってん小物は何がいるの?
の質問も最近は良く聞いております。
解りすぎてて、意外と説明不足でしたね。
て事で、
落とし込み講座
小物・初級編
先ずは道具の全体図をご覧下さい。
基本は、胴突きの“サビキ釣り”です。
“夜炊き”や“波止釣り”と同じです。
大きな違いは“頑丈さ”です。
その① サルカン
“ヨリモドシ”です。確かに目的は“そこ”ですが、
この釣りに関しては、“繋ぐ”が目的です。
シンプルにPEと仕掛けに!。
サイズは、♯1~♯2/0
種類も様々です。
パワーサルカン・5連・ベアリング等
アドバイス!!
サルカンの結びは、頑丈優先でお願いします。
自信のあるやり方で、構いませんので、大物を夢描きましょう。
その② クッションゴム
元々、手釣りの漁師はその仕掛けに“逃げ”が無く、補う目的で使われています。
サイズは、太さ5mm長さ1mが主流です。
昨今は竿もリールも良くなり、充分に“逃げ”を作っています。
ただし、上記の「サルカンの繋ぎ」より、はるかに逃げる“幅”が広くなり、大物が掛かっても、逃げたい魚に切れない仕掛けになりますので“オススメ”します。
サイズは、
太さ4~5mm
長さ0,5~1m
※プレミアムタイプなら0,5mm細くてもOKです。
アドバイス!!
ズバリ太さ4mm長さ50㎝が、餌の当たり感を損なわず、かつ大物にも耐えますよ。
ここでも、サルカンの結びは、頑丈優先でお願いします。
その③ 捨て糸
コレは意外?と思われますが、落とし込みは、2つの釣り、サビキ釣りと泳がせ釣りです。
鯵やイカの泳がせでは、枝から下を見せない工夫で細い糸でオモリを繋ぎます。
まぁ無くても釣れてますが、より釣れる方向へ!そして根掛かり時の糸切り対策にもなります。
仕掛けによっては、捨て糸付もあるので、無い場合に繋げて下さい。
サイズは、7~8号のフロロカーボンハリスです。
長さは、一番下の枝から1~1,5m。
アドバイス
あくまでも捨て糸なので、安いので大丈夫です。
オモリの直上に結びコブで、根掛かり対策します。
懐かしさを感じる程当たり前になってました。
再確認が必要ですね!
これから始める方は必須です。
その④ オモリ
当たり前じゃん!
と言われそうですが、
ここでは、形状の違いを伝えたいと思います。
六角型
とてもベーシックな形状ですが、全国区から見たら北部九州に集中して人気があるそうです。
私の知る限りでは、鰤漁師が好む潮に一番馴染む形状なのだそうです。
胴突型
根掛かりしないのと引き重りしない事で、この10年程で主流になりました。
私的には、ゴロゴロしない先六角が良いようです。
ホゴ型
根掛かりしないのは、抜群で最近の人気上昇中です。
アドバイス
ゴロゴロしない!?、それは海底で転がるのでは無く、仕掛けの上下で仕掛けが縒れるからです。
その対策として、捨て糸とオモリの繋ぎ役もベアリングサルカンにしています。
その⑤ ラインブレーカー
大物が掛かると切れるのに、根掛かり時には切れない仕掛け。
“素手”でやっちゃ絶対にダメ!!です。
特に針の根掛かりは危険!!です。
手袋で、も見かけますが、安心に切るならベストな小道具です。
アドバイス!!
体力に自信の無い方は、無理せずに船長に依頼するのも賢明です。
その⑥ ペンチ&ハサミ
言わずと知れた当然な小物ですが、
この釣りでは、針外しに!仕掛け準備!に重宝します。
網で掬ってもデッキで暴れる魚から簡単には外せ無いのが現状
。
イケマに移動も直接触らず、新鮮さをキープできます。
一言アドバイス
錆びにくい!頑丈!少し大きめであれば充分と思います。
その⑦ ライフジャケット
⑦と言うか、基本の基本ですね。
忘れてはいけません。
断言します。
その他
(忘れ物チェックに活用下さい。)
バッテリー
ロッドホルダー
レインウェア
偏光サングラス
手袋
長靴
酔い止め
ナイフ
インシュロック
クーラーボックス
水汲みバケツ
弁当・飲み物
小物のウンチク、話したら止まらなくなるので、今回はここまでにしましょう。
船長任せな船釣りのジャンルで、希少な「自分の釣り」を堪能できるこの「落とし込み」はいつまでも止めれそうにない。現唐津店スタッフの山口の報告でした。
報告:伊万里本店(山口 義則)