平成25年9月8日(日)
落とし込み2回目
2回目の舞台は平戸沖!!
伊万里店主催の「船ツアー」に引率です。
毎年好評のツアー!!、日程公開直後から殺到(大袈裟)します、後からの常連参加が乗れない程の盛況です。
そこで、追加船を探し人員調整。
2隻ともサポートが理想ですが、デカイ私も体は“一つ” て事で、2隻体制になりました。
長幸丸(江口船長・電話0955271191)
博栄丸(江口船長・電話0955271460)
平戸は早福港です。
チョッと脱線。
“長崎は日本屈指の漁業県!!”。
平成不況でも、平戸は黒字で、特に志々伎漁協は好成績だそうです。
確かに、篭漁・網漁・延縄漁・イカ漁・潜り漁・一本釣漁・etc多種多様。
その内の一本釣り(泳がせ)は、一般の釣り人もできると、この10年程でメジャーな釣りに昇格しました。
一流揃いの早福!!、どの船も甲乙無く “団栗の背比べ” これを言いたかったのです。
話をツアーに戻しましょう。
参加者を紹介。
長幸丸
左舷ミヨシ:中野氏(博多)初参加
左舷胴 :河野氏(大牟田)初参加
左舷トモ :田口氏(伊万里)
右舷ミヨシ:原 氏(長崎)
右舷胴 :井出氏(多久)初参加
博栄丸
山中氏(大町)
中島氏(大町)
原 氏(佐賀)
山田氏(東彼杵)
吉永氏(鹿島)
合計10名の精鋭が揃いました。
期日は、シーズン初期の9月8日(日曜)。
“早抜け”を目論見んでの設定でした。
当日は朝3時半に集合!!と言ったのに、準備で3時に出るとやはり数人集まってます(笑)。
車割に手間取るも、定刻出発し無事港着。
先に博栄丸の乗船を手伝い、船長との挨拶。
やはり“イカの泳がせ”をやる!!との判断!!
果たして結果やイカに??
後半で……
<*))>=< ← <゜)#)))彡
……急いで対岸へ移動!!
直行の中野氏・河野氏と合流し乗船!!。
ジャンケンで釣り座を決め準備開始!!
(何でかこの時が、ワクワクしますね。)(^。^)y-~
その最中もう!?出船!!
どうやら、周りが早いので、船長は慌てているみたい。(クスクスq(^-^q))
小一時間で着いた場所は、宮之浦と野崎島の真ん中。
色んな魚が出る、魚の宝庫です。
期待の1投目は、井出氏へのレクチャー兼見本で、私がやってみた。
すんなり掛かるので、2投目から任せると、これまたすんなり掛かる。
本命はまだ!!ですよ!!
他の方も餌の掛かりは良いいので、私も参加します。
今日も3セット準備。
キツネ系・ホログラム・ピンク系
事前情報は裏切らず、むしろ予想以上に渋い。
本命の“次の魚”はどこなのか?我慢タイムです。
1時間を越えて待望の初ヒット!!は、ヨコスジフエダイ、10回以上は待ちました。
その後もかろうじて、チャリ子(真鯛の赤ちゃん)が混じり土産に、このまま苦戦を強いられるのか?……
………不安?
┐('~`;)┌
て事で、サポートを忘れ、真剣にやってみた。
落とす途中で餌は掛かるも、底ですぐに外れる。
船長アドバイスを思い出し、再度餌を掛ける。
ややベタ底で狙うと、一度軽くなり強烈な引きに変わる。
青物を確信するもネリゴ(子カンパチ)でした。
釣り人のモチベーション持続に一役!!、自分も釣った事に満足です。
!( ̄- ̄)ゞ
ここで、激渋の原因は、2枚潮もそうかと思います。
底は川みたいに速い!!、下手に這わせると、“お祭り”連発!?。
そんな時は、定期的に仕掛けを巻き上げて底に入れ直す!!が正解ですよ。
φ(..)
潮が緩むと、活性アップ!!
田口氏にヒット!!
良型の予感に、自分の仕掛けを上げタモを準備、フォースマスターのパワーに任せると4kg程のヒラマサも簡単に御用となりました。
落とし込みダービーの初エントリーは確約です。
(*^▽^)/★*☆♪
その後、ネリゴにヤズもいくらか顔を出しました。
潮止まりに近づくと、待望の大型!!
またしても田口氏!!
はるかに違うサイズに、成す術なくラインブレイク。
これを機に餌の付きまで、更に激渋!!
潮止まりでは、シイラが素針に掛かる始末の悪い状況になった。
ここで、
イカ泳がせに変更です。
当初の目的から反れて、複雑ですが、船長の釣らせたい気持ちに応えるのも釣り人としての“礼儀”と思います。
まぁ、郷に入れば…って事ですね。
ラスト数時間、底取りを1m前後にキープし船の流れに任せます。
起伏も少ないポイントてすが、実は人工漁礁(沈没船)で、魚はその周りに居るみたい。
数流しで、直ぐにヒット~!!
またしても、田口氏!!
明らかに落とし込みよりサイズアップに、慎重なやり取りをお願いし、無事ランディング。
5kg程のナイスヒラマサ!!
(*^▽^)/★*☆♪
今日は田口さんディ!!全員の土産まで釣って??と冷やかしてもご覧の笑顔でした。
その後、河野氏にヒット~??本命か!?の強烈な引きも真鯛!!
複雑な笑顔でしたが、高級魚に満足の1尾でした。
(*^▽^)/★*☆♪
餌のイカはシイラにもご馳走で、中野氏の仕掛けに容赦無く掛かって来ます。
1mのサイズは、処理を施しお土産確定!!
ここで、沈黙を破って井出氏にヒット~!!
船長の野次に負けずに、踏ん張り見事にヒラマサをゲット~!!
おめでとうございます!!
(*^▽^)/★*☆♪
んでもって、イカ流しの時間も落とし込みを続けていた私は、それなりの成果を得ました!!。
ホログラムも今日は不発で、ピンク系に好反応でした。
ただ、1?か2?匹ずつの掛かりで、本命も来ないので実験タイムでした。。
聞けば、ヤズ・ヒラゴが大群で追い回し、イワシは散らばったそうです。
この日のイワシは、15センチ程のジャストサイズ。
土産にも喜ばれます、しっかりキープしましょう。
エサイカも無くなり、2時前に納竿。
帰港中、気になる博栄丸に連絡すると、激渋でヤガラのみの貧果。
帰港すると既に彼らは車載中、たまらず寄ってきた。
最終結果
ヒラマサ 4~5kg 3本
ヤズ・ヒラゴ 2kg前後 5~6本
真鯛 4kg程 1枚
チャリ子 7~8枚
ヨコスジフエダイ 5~6 匹
シイラ 4~5匹
アラカブ 数匹
と、結果は上々。
船で暗雲を分ける結果になりました。
要因は?と聞かれても、場所の違いとしか答えが出ません。
長幸丸と同様に流していたのは、明生丸・勝生丸の3隻だけ。
前日情報収集も予測されてて、後日確認も、大半がイカ流し、尾上島南方に固まり、どこも変わらず、良くて数匹。
団栗の背比べの“差”が産んだ結果なんですね。
こんな悪条件でも、ご参加いただき「釣れんかったよ」の苦笑いは、“釣り人の情熱”として再認識したツアーとなりました。
皆さん“お疲れ様でした。”
追伸
解散時、諦めの悪い方(失礼)から声を掛けられた。
「今度は何時行くとね?」
「決まったら連絡してね!」
ね!!
めげていないでしょ!!
次回の報告もお待ち下さいませ。
報告:伊万里本店(山口 義則)