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まるきん船釣りツアー イカの泳がせ釣りでアラ狙い

“夢の大アラ”出るか！？

平成２５年６月２日(日曜)


平戸は早福港より
関勝丸：0950271169
博栄丸：0950271460
を利用し
“イカの泳がせ”で狙います。



今年はシーズン開幕に合わせての日程。
スタートデカバン１本目！に期待します。


今回の参加者は、途中で入れ替わりましたが最終的に８人。

恒例の“広島四人組”(笑)に、２年目挑戦の山田氏(東彼杵)・３年目の吉永氏、そしてベテランＷ原氏(佐賀と長崎から)が“夢”を追いかけます。


ところで、季節は、早めの“梅雨入り”、この日も微妙な予報。

最近のレインウェアはカラーもアウトドアブランド同様に艶やかになりました。
不快な雨を快適にしてくれる“１番の立役者”なんですよね。


もう一方で何故この時期にアラ釣り“なのか？
再認識してみましょう。

船長に聞いてみた、

「釣ろうとおもえば、年中釣れる。
高値が着くのは秋〜冬だが、良くて３日に１本と非経済的。
１人前の漁師が腕を折りそうになったり、海に落とされそうになる程、危険で、てこずる釣り。
それを一般の釣人にしてもらい、安全で確実(必ず釣れる)な釣りとなるのか？
(おそらく、組合では押し問答があったのでしょう。)
そこで、アラ(クエ)の産卵期に群れをなす習性を利用し、
そこから釣ってもらえば？確率も高く安全に行えるのでは無いか？
言い換えるなら、
“瀬に集まってくれとる魚(アラ)との巡り会いの時期！”なんだよ。
海の恵みに出会うチャンスなんだよ。」

って事です。

言われて見れば、秋の落とし込み、アジ泳がせ・春のイカ泳がせ、にも混じりますね。

偶然とはいえ、羨ましいですが、そこでの太ハリス使用はご法度でした。

“１匹でも生涯の１匹！”と、

“貴重な海の恵みを頂戴した！”と、

“釣れた魚に感謝”したいものです。




幾許か脱線しました、
話しをツアーに戻しましょう。

当日朝３時にまるきん伊万里本店に集合！。
既に釣り談議。ツアー以外の方々も来店されてて、同様の状況。
良い盛り上がりでしたね。

出発前に、平戸に気持ちを向ける意味でも、記念撮影。



無事に港着、既に夜が明けてきた。
ジャンケンで釣座決め、乗船しタックル準備。



途中に船長乗船、挨拶を交わし、気になる場所を伺うと「風次第！」不安？の中、出船。



今回はハリス：フロロ50号に針：ヒラマサ22号の2段針。
船長のオリジナルです。



オヤ？
吉永氏！ライジャケは？→忘れた。
って〜慌てて車の予備をレンタル。
積んでて良かった。






４０分程で着いた場所は、尾上島の南西沖。実績高い定番ポイントで、前日の鯛狙いでも良い反応があったそうです。

朝イチの早抜けを期待したが不発でした。



移動先が気になりましたが、南東に決定。
大立島・江の島の北側をランガンする事になりました。



ツアーに引率してて、いつも言われます。
人の釣り見てるだけで、飽きんですか？。
釣りしたくならんですか？。

ハッキリ言います。
色んな目線で見ていると飽きません。
タイミング？潮？流れ？ベイト？人工か天然の瀬？落差？船の流し具合？
はたまた、各釣り人がどう釣っているか？
考えたらいくらでも！

って事で、この日のベストタイミングを考えると、昼の干潮時間の前後、
「下げの潮止まりと上げ潮の動き始め」
と睨んでいました。


更に、船長は慎重な場所選びをされています。

グリグリ回り、やっと投入。

激しく無い地形に、吉永氏に「少し落として狙っても良かばい！」とアドバイス。

だが無反応。もう１流し。

神経擦り減らすので、私はオニギリを頬張っていた！

残り２口に異変！

吉永氏の初代ガオバイパーが２度締め込んだ。
しかも２度目は、バットまで曲がる。

間違いない、本物だ！

吉永氏も体力に自信はあるので、すかさず竿を起こしにかかる。

60度程に起こすが、動かない。

私もオニギリほっぽらかし、ヘルプに。
リール巻こうとした瞬間、ラインブレイク！
12号PEがサルカン上５ｍでブッツリと切れていました。

想像でしかないが、かなりの大きさ！？。

船長はヘルプに入る暇も無かっ！と悔しがる。

私はアドバイス失敗かと反省するも、果たして３ｍ切りに食ってきたかは疑問ですね。

船長の「巣穴から出ずに食った！」が正確に思います。

それにしても、吉永氏！魚に近づいていますが、その１本が困難ですね。

労いの声を掛けたら、次がありますよ！とケロリとした返事に次への闘志を燃やしていた。


潮止まりなので、ランガンを繰り返します。



１場所に１流し、反応良ければ３流しほど、「来たー」の声掛けに本命か？のスポットライトを浴びますが、
アラカブとアコウが数匹！フグ系の足噛みも出てきて、集中力が削がれます。


休憩の原氏(長崎)のタックルをお借りして釣ってみた。
瀬の駆け上がりを狙っていて、徐々に浅くなります。
激しい瀬の場合は、船長の指示があり、従うのが１連の動き。

この中に誘いを入れてみた。
サビキ釣りよりゆっくりと上下しイカがぼんやり漂うイメージです。

4〜５回の流しで応えてくれたのはウッカリカサゴ君。




良い気分転換でした。
そろそろ、上げ潮が動き出す。
次のベストタイミングだ。
昼と重なり私はお弁当タイムに（笑）。


とっ


またしても、
残り３口で！


うわっ！
って
叫びに続いて
来たー！

と竿を握り締めていたのは……？

山田氏！
ガッツリ曲がっています。



慌ててヘルプに走る。
とにかく巻く！
を指示。

竿を持ち替える余裕があったので、リールスピードを落とし、リールのドラグ任せで上げて貰いました。

私の予測は10Kgありそう？も船長はなかろう？

途中の締め込みも無くすんなり上がってきたのは




77.5cm
6.7Kg
のナイスサイズ。



家庭で食べるには、ちょうど良い！


２年目で回数少ないですが、
１本目！ゲット！

おめでとうございます。


後半も、皆さん諦めないで釣りましたが、
２時でタイムアップ。
気になる、広島四人組(博栄丸)は、
マダイ２匹
アラ
63cm
3.8kg
小さくとも本命！。
天王氏、ゲット！
これも、
おめでとうございます。



帰港後、他船の釣果が気になりましたが早めの撤収！

まるきん伊万里本店での検量が楽しみになりました。


結果はご覧の通り、
皆さんの“笑顔”が物語っています。




その理由に、
これで解散としても、釣り談議に花が咲き、止む気配もありませんでした。

広島四人組も深夜に帰着連絡があり、無事にツアーを終わりました。



追記。

当日、埼玉から来早福の久郷氏、幸正丸に乗船されてて、24Kgの金星ゲットされてました。
何より、依頼された私の仕掛けだったので、嬉しさ３倍でした。



シーズンは始まったばかりなので、これからもチャンスがあります。

幻の魚！
ロマンの魚！
夢の魚！
を
追いかけてみては如何ですか。


なんでだろう？。
昔のジンクス炸裂でした？。

報告：伊万里本店（山口 義則）