21年、落とし込み釣行レポート 第1弾
船アラ終了からちょうど1月経過しました。
昨年の個人的自粛から、本格的な落とし込みは、約2年ぶりです。
準備段階から高揚し、時折店内散策すると気になる新製品が目白押しです。
即買いして試すのは、予算的に無理ですが、見て触っても気分は上がりますね。
仕掛けのオススメは、定番化してきましたが、ZIAIブランドです。
今年のシーズンは時節柄、露頭を組まずに各自での行動を促して、私も基本単独行動です。
兎に角自分が楽しんで釣りをする事、今回はもう一つ形見的電動リールのテストです。
9月11日(土曜日)
お世話になったのは、鷹島町阿翁浦の勝丸です。
http://www.katumaru-fishing-gogo.com/
橋で繋がる県境はどうするの?と思いますが同じ長崎県であり松浦市内である事
平戸・早福は9,10月で第2土曜日が休みであった事が理由です。
約3年振りの乗船ですが、8月の釣果ブログを見ると、期待感アゲアゲです。
出港の30分前を予測に移動しましたが、道中の迂回路が意外と遠回り、皆さん行かれる場合は少し余裕を持って下さい。
無事に着くと既に先客は乗船されてて慌てる、挨拶すると、顔見知りもあり和んだ出港となりました。(完全アウェイを承知覚悟も安堵できました。)
超スローに出港前進し、夜明けに合わせる様に馬渡島の西側に到着、混雑予測は裏腹に他船が無く不安なスタートです。
先ずはハリス18号のフラッシャー付きを選択、針を目立たせて大きめの魚にも余裕で対応する。確実性を優先します。
「根が荒いので注意して下さい」の船長案内で釣り開始。
期待の1投目、鰯を探る中私の後ろのビギナーにヒット、心配なのでランディングを手伝います、4kg程のナイスサイズ。多分、分け分からんかったでしょう。
海底から10m前後が判明するので、イッキに40mまで落としラスト40~58mをサミングやサビク事で第一段階をクリアします。
根を意識しつつ海底より3~5m底を切り、本命のヒットを待ちます。
ブルブルとした軽快な反応が、一瞬の間(暴れたり)で強烈な引きに変貌します。
落とし込みの最大の魅力です。
周りが根掛かり多発するので、更に高目の5m上げで待つとヒット!!
不慣れな電動と久しぶりな対応で、ドラグ緩くて巻けない、ファイティングが決まらない。ギクシャクした対応に、慌ててドラグを締めて何とかゲット、4kg無いし、皆さんの仕掛けを絡める醜態です。
当然自分の仕掛けをバチバチとカットする羽目に(仕掛け1枚目殉職)
2枚目も同じく18号を選択。
自分の釣り座(左舷ミヨシ)にも根の頂点が当たる流しになるも、根掛かり多発!!幸いなのか??鉛だけをロスします。
(ラインブレーカー忘れて大変ですし、鉛ロスはやっぱり手痛い)
仕方なく7~8mに変更すると、怪しい反応がありで更に2、3m上げると同時に、、強烈な引きに変貌!!??
明らかに障害物の引っ掛かりでない生命感のあるテンション。
最初はフルドラグも巻けないので、仕方なく手袋で糸を持つとズルズルと引っ張る感、対処の試用が無くあきらめてラインブレーカーでカット。
針だけ2個無くなる始末。
「これは茶色い奴では無いのか?」そう思わせる様に2枚目殉職。
次は16号に変更します。周りが14号で釣果が出始めたのが理由です。
変わらず底付近の餌反応も、鰯掛ける最中や底切りの途中のドスンとした反応。
サワラの予感は見事に的中しゲットはできるものの、仕掛けが痛むのが難点、我慢してそのまま使いました。(美味しい魚なので嬉しさも半分)
反応が悪くなり移動の判断も、クルージングと化した移動で、仮眠をしつつウトウトと後半の仕掛けに変更します。
最後は自作14号、追加したい欲が先行します。
「潮変わりで最初の場所に戻ります。」と頼もしい船長の判断。
やはり他船がいないので不安でしたが、釣り再開。
同じく底付近で試みるも少し苦戦。周りのエソ君で根(障害物)が少ない判断、
底付近ギリギリも視野に狙います。
この場面でサワラ!!サワラ!! 一人に1匹ぐらいの勢いで追加、皆さんの笑顔連発です。
本命のヒラマサも上向きで、ほぼ全員にヒット、中には連チャン3尾とかも。
そんな中、置き去りにされてて焦ります。
そこで、高目でも餌が掛かったので、探る幅を変更し、30~50mを早くスルスル落とすイメージで、上下の回数を多くします。
上層の鰯は反応が小さいものの底に届けると良く暴れます。サワラに翻弄される中、何とかヒラマサ1尾追加できました。
港が近いので、2時半迄粘るものの追加成らず終了です。
帰港後、魚も締めていただき記念撮影、この日のトップは9kg台、1度口に掛かるも尻尾に掛かり苦戦した魚です。もう一つは森○さんの息子さんの思い出写真。
船全体を振り返ると良く釣れました、アベレージ4kgぐらい、サイズも良くなったと船長のお母さんも太鼓判でした。
又、帰りの氷も準備されていますので魚を安心して持ち帰れます。
(食事用の氷はご持参下さい。)
まるきん伊万里店で検量すると、やっぱり4kg無いサイズに苦笑い、でも無茶苦茶楽しい1日でした。
翌日自宅で捌いて、先ずは刺身で堪能、1週間後に熟成の予定、半身とガラは冷凍し今後のお楽しみです。
サワラともう1尾のヒラマサは伊万里店スタッフにお裾分けとしました。
今回の使用タックル
竿 オリジナル
セリオラ2 ライトバージョン(1,88m)
セリオラ2 ベイトチェーン(1,88m)(予備)
リール
シマノ ビーストマスター3000(13年式)
(仲間の承諾で譲り受け、メンテ後使用もレベルワイインド不調でした)
ダイワ シーボーグ500JP(予備)
道糸
PE6号(リーダーナイロン24号5m)
仕掛け
18号2枚→16号→14号
鉛
80号(船長指示)(胴突き型) 今回は3個失くしましたトホホ
※途中、仕方なく六角型を使いましたが、暴れて餌なのかと思いました。
予備 シマノ 探見丸CV (敢えて使いません憶測するのが面白い。)
船の紹介
松浦市 鷹島町 阿翁浦港 左側
三軒茶屋を目指すとその手前にコンテナが目印としてあります。
駐車場は道路を挟んで目前に有ります。
浮き桟橋が有りますので、一旦道具を置くと便利です。
※船の艤装が進んでいます。
キャスティングデッキや釣り座の水回し、船電源がバッテリーから配線常設に
(リールのパフォーマンスを出したい方は持参が良いです)
探見丸も使えますがクランプまでご持参下さい。
ロッドホルダーはラークを常設。
もちろんトイレも(笑)
大船長が役員で多忙の為、若船長が奮闘されています。
良く動いてくれますが、釣り人同士でできる事はやるべきと思います。
(魚掬うとか、オマツリほどくとか、できる方は根掛かり切るとか、先に絞める場合に自分でやるとか、等々)
船長からのコメント
「シーズン始まったばかりですが、既に予約も多く入っています。
ご予約は早めにご連絡いただけると助かります。
釣りのジャンルも幅広く対応しています。ご予約の際にはご相談下さい。」
とてもシャイで口下手に見えますが、質問すると優しく答えてくれます。良く動いて小回りの効く点もですが、楽しく釣りができる船(船長)と思います。
さてさて、周りが探見丸を駆使してる中、感覚での釣りができ満足でした。
サイズや数的にはこれから、タックルの細かい部分や自分の体力的に課題があるので、次回のレポートをお楽しみに。