「初チャレンジ、胴突イシダイ」 |
昨年八丸でお会いした前田さんからのお誘いです。正月明けからの約束だったのです。泳がせ同等の面白さがあるし、4〜6月の間にズレはあるものの1ヶ月半位のシーズンがあるとの事で、この日に決めていました。又、鹿島のお客様からも、大きいし、数も出るよ、と情報を交わしていたので期待はますます大きくなっていました。
前日、仕事終了しエサと氷を購入し、「まるきん伊万里店」を出発します。高速を利用し2時間、120kmほどの道のりでした。途中のコンビニで前田さん等と合流し港(船)で全員集合です。夜中について出船は?と聞くと「荷物積んだら仮眠しよう」と前田さん?「3時頃船長来て出航して5時頃ポイントに着くよ。それまで寝とかんね」との事。(少しでも仮眠して釣りに集中できるようにとの考えです。)
夜が明けた頃にポイントへ到着。周りを見回しても全く海しか見えません。それよりも気になっていた波高はまだ高く心配するまもなく、船酔いです。ガマンしながら準備をし釣り開始です。 |
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漁盛丸ホームページ
http://www.ryouseimaru.com/
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周りの釣り方を見ながら自分なりに3時間まさに、格闘しながらも釣果が出ません。周りが釣れているだけに見かねた船長もお手本と釣り開始。さすがです、1投目で結果が出ます。「魚はおるけんね」とハッパをかけられました。
なるほど、しぐさにチェックを入れていたので真似てシャクリを入れるとすぐに反応。待望の1匹をゲットできました。
次第に時化も収まり、船酔いからも解放されます。ようやく自分の釣りスタートです。まずは仕掛けを見直し、従来の仕掛けでチャレンジです。マキエの出し方、アタリの待ち方、色々やってみます。
すると時合の変わり目か、周りはタナを浅くしクロ、タイ、カンパチが上がります。あまりの好釣なので私も浮気し、クロとニザダイを追加、少しのヨロコビの中本命のイシダイも追加です。
次に訪れたのはシイラやヨコワです。これには船長も反応しフカセ仕掛けを投入されます。釣果は見事でヨコワは8kg位、カツオは5kgありそうで船中おみやげモードで大賑いとなります。
騒ぎをよそに1人私は、仕掛け、つり方を変え悩んでいました。と、そこへ信念を通していた前田さんに大きな曲がりが来ます。今日1の大きさで、5.7kg数も6枚目です。「山口さんにこれば見せたかったとよ」と満面の笑みでした。
残り時間も少なく感じる頃、船長のアドバイスを思い出しコマセと棚のイメージを合わせると明確なアタリで、今日やっと釣った一匹が出ました。たまたまの時合?だったのかもう1匹を追加しPM1:00で納竿です。
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今回、乗船させて頂いたメンバーの方々。 |
まるきんステッカー |
ポイントから船を移動し釣った魚の血を流し、船内を片付けてから帰港します。今日は大失敗があって、デジカメを車に忘れていました。帰港後慌てて車中を見ると、床に転がっていました。
船上の写真がとれませんでしたので、同行者の方々と船の写真だけになりました。ちゃっかり船に「まるきんスッテッカー」貼ってきました。
後日談、6月8日(日)にこのイシダイを刺身でいただきましたが、臭みがまったくしない甘い刺身でありました。正直イシダイは臭みがあるものと思っていましたので、今回はビックリしました。
皆さんにも一度食べて欲しいと感じるのは、私だけでしょうか?釣って食べたからより美味しく感じたのかなー? |
初挑戦で仕留めた
52.0cm 3.1kgの石鯛
大漁です! |
今回の釣果
■石鯛4匹 ■クロ ■ニザダイ
船全体では
■石鯛40匹 ■クロ4〜5匹
■ニザダイ3匹 ■カンパチ
■ヨコワ5匹 ■カツオ3匹
■真鯛2匹
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釣場所
アジ曽根(長崎の南西沖、男女群島とのほぼ中間に位置し、150m〜50mの水深中に3つの頂をもつ大きな瀬です。)
釣り方 :船をアンカーで固定し、海底から10m程を胴付き(天秤)で狙います。
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1)一端、底もしくは釣り棚の3メートルほど下まで落し仕掛けが馴染むのを待ちます。
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2)底より仕掛け+3メートルもしくは釣り棚の3メートル上まで上げてここでコマセを振ります。 |
3)釣りたい棚(マキエサより付けエサが下にくる様)に戻します。 |
イメージは、まいたコマセの下に付けエサがあり、魚は下から出て来てエサを取ります。そこへ光る針の付いたエサに先に食べる方式です。 |
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*平戸ではズボ釣りと同じです。
○この日は最終的にエダ1本先1本の2本にして釣れました。 |
竿 :セリオラ H240
リール:シーボーグ メガツイン500
道糸:PE10号
エサ :オキアミ3角、赤貝
(1人5kgが目安。今回私は塩じめ赤貝を使用)
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今回の注意点をまとめてみました。
駐車場)港に3台程のスペースがあるので、何人かグループの場合台数減らして行かれる事。
時間)ギリギリに着かず余裕を持って早く行き船で仮眠を取るのが賢明です。帰りの運転も安心です。
船)トイレもあります。船べりにラーク竿受けがあればOKです。
クーラー)氷は多めに準備してください。釣った魚を自分でしめるのですがその場で血を海に流さない工夫をされています。サメをさけるためとの事です。
タモすくい)できればお隣同士で行いましょう。時合になれば船長も手が回らなくなります。
おまつり)前アンカーで潮により左右に振られるので、時にカラミます。トラブルにならない様お互い声を掛け合いましょう。
船長の指示)的確に見て指・アドバイスがあるので、1匹でも多く大きい型を気持ち良く釣る為に言われますので、守って釣りをしましょう。
小物)通常の道具以外にハンマー、貝割りスプーンも必要です。
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