人気のエギングに挑戦 |
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「第1回イカ釣り道場」まるきん主催
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釣具のまるきん(伊万里市)主催の「第1回イカ釣り道場」が30日、平戸市幸ノ浦港で開かれた。参加者は16人。福岡、長崎県からの参加者もあった。釣具メーカー・ダイワのテスターを務める久保実さんを講師に迎え、人気のエギングに挑戦した。 |
「イカ釣りは夜」という固定観念も、ラインの進化とともに崩れつつある。PEラインはナイロンより細いため、餌木に繊細な動きが伝えられる。派手なアクションでイカを興奮させることで活性が上がり、昼間でも釣果が期待できるというわけだ。 |
午後9時半頃ポイントに到着。港のすぐそばに公園やトイレがあり、家族連れにも格好の場所だ。 |
エギングではPEライン0.6-1号を使う。PEラインは直線強度は強いが摩擦に弱いのでフロロカーボンのリーダーを付ける。1mもとば十分だ。また非常に細いため、リールは浅溝を使うと下巻きの手間が省ける。餌木の色選びは一番迷うところだが、スタンダードなオレンジ系で実釣を始めた。 |
仕掛け投入からほんの十数分、参加者の一人にヒット。竿が大きく曲がり、上がったのは手の平大のミズイカ。春にしては小さいが、まずまずのサイズだ。負けられないとキャストを繰り返す筆者だったが、午後3時半の納竿まで残念ながらアタリが来ることはなかった。 |
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潮が動かない厳しいコンディションで、結局この日は久保さんの2匹を筆頭に11匹の釣果。 |
エギングに挑戦するならイカが付く岩や海草、シモリなど海底の変化を探るために偏光グラスがあると便利だ。久保さんは「餌木が止まったときや海底に落ちるときにイカは抱きつく。イカに襲わせるタイミング与えることが大切」とコツを語ってくれた。 |
シーズンは5月上旬。今度こそは自ら釣り上げてうまいイカ刺しを、とひそかに誓っている。
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(田中敬) |
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